アルバム『Create!』全曲解説

作る、ということとはどういうことなのか悩んでいたら、理屈に閉じ込められてしまった。
「じゃあもうなんでもいいや」という感じで曲を作ってみれば、自分の等身大な素直な
曲がポツリ、ポツリ生まれた。

「作る」という作業それ以上でも以下でもない。ただそれだけ。
感覚で何かを感じた瞬間、もう考える必要などなく、
そこにその人なりの理由はきっとある。

人の為に作るのでも、自分の為に作るのでもなく、楽しむ楽しまないとか、
自己証明とか、かっこいいとか悪いとか、関係なくて、作るという行為そのもの。

思考回路も含め、あらゆる意味で「素」。それでいいんだな、と思った。

昔から一人で川原で遊ぶのが好きだった。一日中そうしていた。今もその延長線。

こういった曲達を一生、こつこつ積み上げていこう。
迷った時の僕の一生の掛け声、「Create!」。


01.『メーカー』
ニューサイケアコースティック的(?)な音でポップなものを求めた。
詩は辛辣ですが、曲から自然に出てきた。

02.『サニーデイ』
「今楽しければいいや」。それは短絡的な青い言葉だが、
そう思える瞬間ってすごいことだと思う。
言い換えれば「このままで良い」って思えるってことだ。

03.『四年前』
3分に満たない愚痴。

04.『どうしてだろう』
こうしたい、と思っていることがうまくいかない。
辛過ぎてなかなかそうは思えないが、酸っぱすぎるものも、
それは、つまり、酸っぱいのだから、良いんだ。

05.『耳の病気』
様々な「クラクラ」が世の中にありすぎて、爆発したエレキリフ一発もの。

06.『父親』
退廃的イメージの中にこそ、本当の幸せと平和があるような気がする時がある。
退廃的じゃなく、「退廃的イメージ」。

07.『徒然に。(telephone篇)』
ドコモCM曲で犬が歩いていたので
携帯のベルの音や犬の鳴き声もいれてみたよ。
歌詞は実話で、正確には3月26日の夢(どうでもいいけど)。
意味はよくわかりません。「ディレイラマ」のコーラスが良い感じ。

08.『Trash』
崩れたものを積み直すのは、信じたいからだ。
重い出来事もユーモアを持って受け止めて、乗り越えられれば、
という想いを込めてこういうアレンジにした。

09.『悪口。』
アンパンマンに「ドキンちゃん」というキャラがいますが、
男ってああいうキャラに弱かったりする。

10.『サヨナラしよう』
自分自身では最も好きな曲です。オルガンの効いた、
切ない曲調ですが、幸せの曲です。
幸せであればあるほど、それが無くなってしまう怖さに怯える。
それは甘い、甘い、そして耐え切れない程の切なさだ。